今週は日本で震撼する出来事がありましたが
鑑定する立場として「宿命」とは何なのか？
改めて考えさせられました。
四柱推命では生年月日と生まれた時間で
その方の持って生まれた性格、性質、運勢を観ていきます。
生まれた時にすでにその人の「宿命」は決まっています。
誰と結婚して一緒になるのかや寿命等もあらかじめ
決まっているのです。となると、
それは絶対変えられないの？と疑問が出てくると思いますが
人は今世で何をするかを決めてきた状態で転生してくるのです。
ケーキに例えると宿命がスポンジでその部分はすでに決まっていて
中身やデコレーションは運命でそこの部分は変えられるというものです。
なので私はよく鑑定でもお伝えしますが
「宿命は変えられないが運命は変えられる。」
宿命は変えられないなんてそんなのありあえないと
思う方も多いと思います。私自身もそう思っていましたし、
なんとか変えることはできるだろうと。
鑑定をし続けてきてやはり宿命は変えられないなと
思う場面にいつも遭遇します。
私は病気の方のヒーリングのご依頼を受けたりしますが
なんとか救おうとしても死に向かっている時は
どんなに尽くして無力になってしまうことがありました。
寿命は変えられないものなんだと痛感します。
寿命については早い遅いが重要ではなくて
いかに人生を全うし何を残すことができるかだと思います。
与えられたもので何をしていき残すことができるのか？
私は鑑定やヒーリングをすることを自分で選んだわけではないのですが
その道に進まされているのは完全に宿命なんだなと思っていて
本来自分が生きる道であるということだと思います。
そのことが分かるまでは時間が要しましたが
でも、その意味が自分で分かるようになると
今悩んでいることはそんなに大変なことでないと
俯瞰して物事を見ることができラクに人生を
生きることができるようになりました。
また、本来の自分の生きる道に沿って生きてない時は
人生は苦しい出来事に遭遇しますし
なんでこんなことが起こるのか？と途方に暮れることもあります。
でもその時だからこそ色んな気づきがあって
その体験から何を学んだかを知ることできるのだと思います。
現状を変えていくことで本来の自分の生きる道に進むことができます。
イニシエーション（通過儀礼）と呼ばれるものがありますが
それは光を体験する前に闇を体験するというものです。
人生の中で誰しも体験します。
洗礼というか困難に直面することになりますが
その体験を通じて自分を変えることを余儀なくされます。
よくあるのが、病気になって動けない状況になったり
仕事を辞めないといけない事情ができたり
相手と別離することになったりと
今までの生き方を変えないといけなくなった時などです。
本来、自分が今世で生きる目的を知ってその道に進むように
自然と仕向けられていくことが多いですが
それに気づかないでいる場合は生きることが困難になりやすいです。
なので、何で今これが起きているのか？を掘り下げて
観ていくことは大切です。
宿命はというスポンジは変えられないですが
そのスポンジを生かして自分で運命をいかようにも
変えることができ人生を彩ることはできると思います。
運命を変えるためには一歩前に進んでいくことです。
変わることへの恐れは誰にでもありますが
ぬるま湯に浸かっていては何も変わらないと思います。
本当に自分が生きる道って何か？を知って
その道に進んでいきませんか？
見えてくる景色は変わり
あ、本当にこれでよかったと思える日は必ず来ます。
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